DVとは?
DVとはdomestic violence(ドメスティック・バイオレンス)のことで、略してDVと呼ばれています。
配偶者や恋人など親密な関係にある、または過去にそうであった人から暴力を受けることです。
暴力には、殴られるなど物理的に受ける身体的なもの、罵声を浴びせられるなど精神的なもの、生活費を渡してくれないなど経済的なもの、性的行為を強要してくる性的なものがあり、どれを受けてもDVになります。
これらの暴力について、内閣府の男女共同参画局のHPで下記のように掲載されています。
- 平手で打つ
- 足で蹴る
- 身体を傷つける可能性のある物で殴る
- ゲンコツで殴る
- 刃物などの凶器をからだにつきつける
- 髪を引っ張る
- 首を絞める
- 腕をねじる
- 引きずり回す
- 物を投げつける
- 大声で怒鳴る
- 「誰のおかげで生活できるんだ」「甲斐性なし」などと言う
- 実家や友人とつきあう事を制限したり、電話や手紙を細かくチェックしたりする
- 何を言っても無視して口をきかない
- 人の前でバカにしたり、命令するような口調でものを言ったりする
- 大切にしているものを壊したり、捨てたりする
- 生活費を渡さない(経済的暴力にも該当します)
- 外で働くなと言ったり、仕事を辞めさせたりする(経済的暴力にも該当します)
- 子どもに危害を加えるといって脅す
- 殴る素振りや、物を投げつけるふりをして、脅かす
- 見たくないのにポルノビデオやポルノ雑誌を見せる
- 嫌がっているのに性行為を強要する
- 中絶を強要する
- 避妊に協力しない
DV被害者の数
配偶者暴力相談支援センターに寄せられた相談は、2018年で12万件弱。警察への相談件数は同じく2018年で8万件弱。相談だけでもこの件数です。相談できな人や、DVだと思いたくない人、DVだと気づけない人を含めると恐ろしい件数になると思います。信じた人からの暴力はとてもショックですよね。
DV被害者の養育費について
勇気を出して離婚したけれど...
● 元旦那とは二度と関わりたくない
● 養育費を請求するのは怖い
● 居場所を知られたくないから養育費は要らない
という人はたくさんいます。
しかし、お子さんの将来を考えるとそれではいけないと思うのですが、どうでしょうか。
DVの怖さは受けた人にしかわかりません。想像以上に、本当に、怖い思いをしてきたと思います。
お子さんを育てるためには、お金はあるに越したことはありません。
そして!養育費は子どものお金です。
そして!DVをしてきた憎き元旦那に、責任逃れやラクな暮らしをさせてはいけません。
養育費はしっかりと支払ってもらいましょうよ!
養育費は代理請求できる
養育費を支払ってもらうといっても、自分で元旦那にコンタクトする必要はありません。DVをした人に会うのは怖いですよね。
法改正されて、第三者でも養育費を請求できるようになりました。
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【養育費代理請求について】元旦那からの養育費をあなたに代わって請求回収します!
養育費とは? 養育費とは、子どもを監督保護(監護)・教育するための必要経費で、子どもが自立するまで必要なお金です。教育費はもちろんのこと、生 ...
このように、代理請求を請け負っているところは数多くなってきましたが、着手金や相談料を請求するところもあります。そうなると、本末転倒です。